“death”死【カードの意味】-ジプシー・フォーチュン・テリング研究会- Gipsy Fortune Telling Cards(ZIGEUNER WAHRSAGEKARTEN)Society)

こんにちは!あらいぐま(@araigumatarot)です🦝
こちらのページでは、“death” (死)のカードの象意・解釈方法について記載しています。

カード名の意味

death 【名】死、死神

カードの絵柄

  • 髑髏(どくろ・しゃれこうべ)が描かれている。(肉体が無い。)
  • 白のローブを纏っている。
  • 夜の時間帯、または暗闇の中にいる。
  • 樹木が枯れている。
  • 砂時計を左手の手のひらに乗せている。右側は描かれていない。
  • 体勢が前に少々傾いており、地面の方へ視線を向けている。
  • 砂時計を地面へ投げてつけて、叩き割ろうとしている様にも見える。

キーワード

死/ひとつのサイクルが終わる/別れ/別の道を選択する/心機一転

カードの解釈例

心情・気持ち

  • これ以上の展開は望めないと察し、諦める。終わらせる。
  • 名残惜しまずに、思い切って手放す。
  • 執着からの解放。
  • 過去を顧みないと心に決め、前進する。
  • 清々しい気持ちで満たされている。

現在の状況

  • 過去を手放し、未来を見つめている。
  • 人生の分岐路に立っている。
  • 人間関係などにおいて距離が出来ている。

近未来予想

  • 見切りをつける/区切りをつける。
  • 御縁が途切れる、音信不通になる、連絡が途絶える。
  • 引っ越し・転居/現在地から移動する。

課題/問題となっていること

  • 突然起こったが為に、心の準備が追い付かない。
  • 自然の摂理/自然な流れ/避けらえないことだと頭で理解しながらも、心が追い付かない。

人物像・特徴

  • ポジティブ。後ろを振り向かない、くよくよしない。
  • 一匹狼。
  • 非合理的なものを嫌う。

アドバイス

  • 今ある関係を手放す。見直すのではなく、きっぱりと諦める。
  • 未来を見つめて歩みを進めて。
  • 白黒はっきりさせて。

意味が似ている(と個人的に思う)タロットカード

死神

え?もうこれしかないですよね?(爆)
というか「似ている」というより「同じなんじゃないの?」と思っています。絵柄はウエイト版とは違えど、象意はほぼ同じである様に感じます。
このカードの絵柄では砂時計が描かれていますが、砂時計の砂は「今ひっくり返したばかりですか?」と思える程、上に砂が溜まっています。それを叩き割ろうとしている感じも伝わって来るので、砂が下へ全て落ちる前に叩き割る⇒今あるひとつのサイクルに終止符が打たれる…うん、タロットと同じですね。

研究ちょこっとメモ

タロットをそのまま持ってきた感じ。

砂時計が描かれいてるのがオシャンティ(おしゃれ)だなと感じますが、象意は先述の通りタロットと同じですね。ですので、相棒の中では読みやすいカードです。
このカードは正逆(位置)を取らないので、リーディングによっては「砂時計を割ろうとしているのだけれど、なかなか踏み切れない。」⇒「過去を顧みている。」などと逆の意味を伝えて来ることもあって、非常に面白いカードだと感じています。タロットと同じでこのデッキも温かみのあるカードだけではないので、時に辛辣なメッセージを伝えて来ることもありますが、そういう部分も含めて大好きな一枚です。私のポリシーに合っていると感じています。